ゴルフの米メジャー「マスターズ・トーナメント」(オーガスタ・インターナショナルGC=パー72)の中継放送のため、「朝ズバッ!」はきょう12日(2013年4月)と来週月曜15日はお休みだ。
今年のマスターズの見どころは、すでに今季5戦3勝と好調のタイガー・ウッズ(米)が5度目の優勝で「復活」を決定づけるか、それを阻むのは世界ランク2位のロリ―・マキロイ(英)か、昨年の覇者バッバ・ワトソン(米)か、優勝3回のフィル・ミケルソン(米)かというあたりだろう。このトップクラスに比べると、いささか見劣りする日本の石川遼と藤田寛之だが、どこまでオーガスタを攻略できるかも興味深い。
1日目でトップに立ったのは、セルヒオ・ガルシア(スペイン)とマーク・リーシュマン(オーストラリア)で、6アンダーの66で回った。ウッズは1番パー4でいきなり300ヤードのテーショットをかっ飛ばして好調ぶりを見せつけ、トップと4打差の13位タイ。
石川遼はいまひとつショットが安定せず、ボギースタートとなった。2、5、8番でバーディーを奪い、前半を2アンダーで回ったが、10番ボギー、14番ダブルボギーと出入りの激しいゴルフとなった。しかし、15、16番で連続バーディーを奪って立て直した。トップと5打差の1アンダー71で23位タイに付けている。
藤田は2月に判明した肋骨の疲労骨折による練習不足のためかまったく波に乗れず、前半は2オーバーでなんとか持ちこたえたが、13番では1打と3打を水路に打ち込みトリプルボギーにしてしまった。「コースに打ちのめされた」と語り、7オーバーの87位タイだ。