赤江珠緒キャスターが「この瞬間にも北朝鮮のミサイルが発射されるかもしれません」という。ミサイルの燃料注入が終わったという情報があるのだという。労働新聞はきのう10日(2013年4月)、東京、大阪、横浜、名古屋、京都の地名をあげて「朝鮮敵視は破滅をもたらす。1940年代の核の惨禍とは較べられない災難を被る」と書いた。横須賀では保育園が避難のことを考えていた。市から「注意喚起」のファクスが届いたからだ。保護者が小さな娘に「ミサイル知ってる?」 なんて聞いている。専門家は「夜中の攻撃が効果的だ」なんて平気で口にする。なんという世の中だ。
森本前防衛相「現在のミサイル防衛システムで十分対応可能」
テレビ朝日の大野公二・ソウル支局長が伝えた。北朝鮮はきのうミサイルの位置を示すテレメトリーの試験電波を大量に発信するなど発射間近の動きを見せ、軍の無線も「実弾を込めて戦闘態勢をとれ」と伝えたため、午後に緊張が高まったという。けさ11日の新聞各紙は「北朝鮮と話し合うべきだ」という論調に変わってきていて、これは株価が下がり、観光客が減るなどして、経済に実害が出始めているためだ。
森本敏・前防衛相は「(日本は)現在のミサイル防衛システムで対応できる」という。発射については「きょうか明日か」。きょう11日は金正恩の第1書記就任 1年、13日が国防第1委員長就任1年、15日は金日成国家主席生誕101年と続く。
司会の羽鳥慎一「燃料が注入されたという情報もありますが」
森本「わかりません。発射台ではなく車載のミサイルですから確認が難しい。どうしてああいう報道が出たのか。おそらくテレメタリングの試験電波をキャッチしたので、燃料注入と推測しているのではないでしょうか。本来、そういう情報は出すべきでない。探知能力を知らせるようなものだから」
搭載してるのは「核でなく高性能爆薬」牛小屋がひとつ吹っ飛ぶ程度
羽鳥「どこへ飛んでくるかはわかるのでしょうか」
森本「わからないのを割り出すのが当たり前の仕事」
玉川徹(テレビ朝日ディレクター)「100発も1度に撃ってきても対応できるのですか」
森本「その能力は申し上げられないが、10発でも対応できます。100発となると十分かどうか。これまでは国際機関に通報していたが、今回は通告もない。数もわからない。ここまでして自分たちの力を示したいのか。迷惑千万ですよ」
赤江「想像したくないのですが、ミサイルの破壊力はどのくらいなのですか」
森本「核ではなく高性能爆薬でしょうから、牛小屋がひとつ吹っ飛ぶとか」
松尾貴史(タレント)「金正恩はどれくらいの力をもっているんでしょうかね」
森本「わかりません。それを証明する証拠がない。でも、父親が20年かけて権力を継いだのを3年でやる宿命を負ったのだから、早く国内に示さないといけないという焦りはあるでしょうね。本当に発射されるのなら、諸外国と一緒にどうやって止めるかの対応策を考えないといけないステージにきています」
やっぱりカギは中国か。