「振り込め詐欺」新名称候補は「なりすまし詐欺」「サギノミクス」…

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   警視庁が「振り込め詐欺」に代わる新名称を募ったところ、1万件を超す応募があり、5月上旬までに決定して発表するという。警視庁犯罪抑止対策本部の五十嵐吉永管理官は「振り込め詐欺の名称は犯罪実態を的確に表現していない。現状にマッチした新名称のアイデアを募らせていただいた」と説明した。

「振り込め」激減したが「現金手渡し型」増加

   警視庁管内の振り込め詐欺の被害は金融機関などの対応が奏功し、2008年の1814件から12年は416件に激減したが、代わって増えているのが「現金手渡し型」で、08年の165件が12年は960件と急増した。

   新名称にはどんな応募があったのか。多かったのは「なりすまし詐欺」「金クレ詐欺」「パニック詐欺」で、「サギノミクス」というのもあった。

   五十嵐管理官は「多くの方々に関心を持っていただいて大喜利状態で、盛り上がっています」という。森圭介アナが「優秀作品を発表して、防犯のイベントでPRするそうです」と伝えると、黙って聞いていた司会の加藤浩次が「優秀作品?これ詐欺事件でしょ。ちょっと意味が違うと思う」と納得できない様子で話し始めた。犯罪対策のはずなのに、どこかお祭り騒ぎになっていることが気に入らないらしい。

   本村健太郎(弁護士)が「これだけ反響があって、応募が来て、ニュースで取り上げられて、PRとしてはものすごく効果はあったと思う」とはなすと、加藤は憮然として沈黙…。

文   モンブラン| 似顔絵 池田マコト
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