「炎上」というと、最近はなにやらブログやツイッターでどうのこうの話が多いが、動画サイトのYouTube(ユーチューブ)では、正真正銘(?)の炎上事故の映像が話題を呼んでいる。
炎上したのは、クラシックで稀少で価値のあるスーパーカー「ランボルギーニ・ミウラ」。もう30年も前のクルマだが、スタイル面などの評価が高く、今でも人気があり、なんと約1億7000万円で取り引きされることもあるという。
座席すぐ後ろのエンジンから出火
ミウラの事故はイギリス・ロンドンの中心部の道路上で起きた。動画の開始時には、路上にポツンと佇むミウラから火の手が上がっているのが確認できる。このクルマは2人乗りの座席のすぐ後ろにエンジンがあるが、そのあたりが激しく燃え、白煙、黒煙がもうもうと上がる。そのうち火は前方に移って、クルマ全体が火に包まれた。
動画では緊急車両らしきサイレン音がずっと聞こえているが、なかなか現場に到着せずもどかしい。動画の開始から3分後にやっと消防隊が到着し、消火活動をはじめると、ほどなく鎮火。しかし、クルマはほぼ黒焦げの状態になってしまった。幸いなことには、運転手らは逃げ出して無事で、怪我人などはいなかったようだ。
事故の原因などは、当探偵社で鋭意ネット調査したところ、不明である。しかし、古いクルマには老朽化による事故の危険が付き物だそうで、このミウラも天寿をまっとうしたといったところなのかもしれない。それにしても壮絶な最期となった。
ボンド柳生