「面白い本がない。じゃあ、自分で書こう」
百田の会ったことがあるという司会の加藤浩次は、「ある時期面白い本がないと思いはじめて、本を読まなくなった。で、自分が書くしかないと思って書き出したらこうなったって。これすごいですよね」という。
作家になって7年目という百田のデビュー作は、2006年に発表した「永遠の0(ゼロ)」で180万部も売れ映画化が決定している。受賞作を読んだというキャスターのテリー伊藤「立て続けに迫力ある内容が出てくる。これを映像で見せるとなると、相当な力が必要ですね」
かつてオイルショックの時、経済担当記者を年に1度招いて、出光佐三の記者会見が恒例となっていた。2回ほど出席したが、特段のニュースがあるわけでもなく、最初は何のための記者会見か怪訝に思ったほど『出光佐三独演会』といった印象だったのを思い出す。
文
モンブラン| 似顔絵 池田マコト