アイリス・オーヤマ「家電低迷」のなかで倍々ゲームの秘密

富士フイルムが開発した糖の吸収を抑えるサプリが500円+税で

企画から店頭に並ぶまでのスピードに強さ

   森本博行(首都大学東京大学院教授)は「中小メーカーの強みは、低価格でいち早く世に送り出せることです。大手メーカーは製品保証や量販店のセールスで、早くても開発から2年はかかります」という。

   国谷「たしかに、大手と比べて中小メーカーの方が臨機応変に対応できるでしょう。でも、製品の品質に不安がないのでしょうか」

   森本「自社生産することで品質も高まり競争力も付きます」

   ただ、中小メーカーにできるのは、家電といっても低技術製品だ。だから開発期間も短いのだが、消費者に目新しさがなくなれば逃げられるのも速い。

ナオジン

NHKクローズアップ現代(2013年月日放送「『スピード』に勝機あり 新興家電の戦略」)

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