「発電用風車」全国に1870基
全国にはいま1870基の発電用風車が稼働している。東京・江東区の若洲公園にある風車わきでは、子どもを抱いたお母さんたちが「風は強ければ強いほどいいのかと思っていた」という。そうだ。もともと風の弱いところには設置されないもののはずだ。それが二十数メートルの風で壊れてしまっては話にならない。江東区は週1回の目視点検と、月1回の委託業者による点検が行われているが、来年度からは超音波を使った点検も行うという。
赤江珠緒キャスター「風速70メートルまで耐えるというのに、原因はなんなのでしょう」
リポーターの井口成人「いくつも考えられるが、いずれもまだ推測にすぎません」
司会の羽鳥慎一「地形の関係といえば、ほかでも起る可能性があるわけですよね」
舞の海秀平(スポーツキャスター)「家の近くにあったら、いつ折れるか心配しながら生活しないといけない」
宮田佳代子(ニュースキャスター)「一定以上の風がないと設置できないのに、風が強いとまた危険というのなら、基準を見直さないといけないですよね」
舘野晴彦(月刊「ゲーテ」編集長)「こういうことを繰り返しながらいくしかないですよね。いまのところは原子力発電よりはいい」
文
ヤンヤン| 似顔絵 池田マコト