「京都マンション殺人」犯行翌日に婚姻届―逮捕の55歳と25歳の別居婚夫婦

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   今年2月(2013年)、京都市内のマンションで住人の清水大士さん(38)が刺殺された事件で、京都府警は東京豊島区の自称研究員・西川克己容疑者(55)と妻で京都府京田辺市に住む西川麻衣容疑者(25)を殺人容疑で逮捕した。夫婦は「なんのことかわかりません」と犯行を否認している。2人は犯行の翌日に婚姻届を出していた。

風俗店経営者と従業員と常連客の関係

   岸本哲也リポーターが伝える。「昨年2月に麻衣容疑者から警察に、清水さんから暴行や脅迫を受けているという相談がありました。清水さんと麻衣容疑者の間で何らかのトラブルがあったようです。

   清水さんは当初、職業不詳でしたが、私たちの取材で風俗店経営者であることがわかりました。麻衣容疑者はその店で働いていたことがありました」

   メインキャスターの小倉智昭「風俗店経営者とその店の女の子。金銭トラブルや男女関係のもつれがあったのかね」

   岸本「克己容疑者も近隣の人の評判はよくありませんでした」近所の人は「どこか慇懃無礼なところがあった」「不要になった新聞の折り込み広告を近所の家のポストに投げ込んでいくという身勝手な人だった」と話す。交流サイト「フェイスブック」には国連や内閣で勤務したと虚偽の経歴を並べていた。克己は麻衣の勤めていた店の客だったと見られる。

父親「娘のことは何も知らん。警察からも言うなと…」

   小倉が「よくそんな男と若い女性が結婚したね」と呆れると、岸本は「結婚という体裁はとっていましたが、実際には東京と京都の別居婚で、週末だけ彼女が通ってくるという暮らしぶりだったそうです」と話す。

   小倉「彼女は京都でどんな仕事をしていたの」

   岸本「それはわかりません。彼女の暮らしぶりを聞こうと実家を尋ねましたが、お父さんから『俺は何も知らん。警察からも何も話すなといわれている』と門前払いされました」

   コメンテーターの中瀬ゆかり(元「新潮45」編集長)は「風俗店経営者と従業員間のトラブルというだけではなく、殺害にいたるまでの深い事情があったのでは」というが、それほど深い事情があったようには見えない。

文   ナオジン| 似顔絵 池田マコト
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