大リーグ・レンジャーズのダルビッシュ有投手があとアウト1つというところで完全試合を逃した翌日の4日木曜(2013年4月)、ワイドショーは「悔しい」「残念」「惜しかった」の声であふれかえった。テレビ朝日系「モーニングバード!」は「ダルビッシュ11人目『あと1人で完全試合』投手!悔しそうな表情がまた爽やか」として、司会の羽鳥慎一は「最期の1人もうちょっと空気読んでくださいよ、ですよ」と八つ当たりしていたが、まあ、気持ちはわかる。
TBS系「朝ズバッ!」ではこんな解説が飛び出した。「『ダルビッシュ』脚短かったら完全試合だった!?みのもんた珍説」。ダルビッシュが浴びたヒットはピッチャー返しで、グラブを差し出したがわずかに届かず股間を抜けていった。みのに言わせると、脚が短かったらグラブは届いていたというわけだ。本気でいっているわけではないが、なんとかならなかったのかという思いがにじみ出ていた。
しかし、完全試合をあと1アウトで逃した11人目の男は、24人目の完全試合投手よりも、記録には残らないが、野球ファンの記憶には残ると思うよ。(テレビウォッチ編集部)