男も女も「アナルセックス経験あり」5人に1人―新キンゼイ・レポート
いま何が悲しいかといえば、あれだけお慕い申し上げていた「YURI」が『アサヒ芸能』で辱められていることである。今週も「『週刊ポスト』謎の美女YURI顔射SEX」などという『破廉恥』なものを袋とじでやっている。それも彼女が出ているAVを応募者全員にあげるというのだ。嗚呼!
週刊ポストの今週の軟派ものは「新キンゼイ・レポート」。60年前にアメリカの昆虫学者アルフレッド・キンゼイ氏が発表したもので、世界中で話題を呼んだ。今回のはインディアナ大学の教授が14歳から94歳までの5865人を対象に行ったものだという。この中で興味深いのは、アブノーマルなセックスについても調べていることだろう。
<かつては男性の同性愛者のみが行なうと思われていた「アナルセックス」(肛門へのセックス)だが、今回の調査では、20~40代の女性の約20%が「1年以内に経験」と回答している。
また25~49歳の男性に聞いても、20%以上が「アナルセックスの経験あり」と答えている。
日本で同様の質問をしても、おそらく10%を超えることはないであろう。
また60年前のキンゼイ・レポートで物議を醸した「同性愛について」も今回の調査で聞いている。成人男性の同性愛者は4・2%だ。成人女性の同性愛者は2%だ。同性愛者の割合は、60年前の調査とほぼ変わらないという。ただし、40~50代では、14%の男性が「男性からのオーラルセックスを受けたことがある」と答えるなど、同性愛者でなくとも、興味本位で同性との性行為に挑む人は少なくないようだ>(週刊ポスト)
蛇足。幻冬舎が力を入れて創刊したアラフォー雑誌『DRESS』の創刊号が躓いたらしい。新宿伊勢丹をショーケースジャックし、朝日新聞に全国カラー15段広告、読売新聞と毎日新聞は東京のみのカラー5段、日本経済新聞と中日新聞が全国カラー5段の出稿と大宣伝費を使ったのにである。今井照容氏が責任編集しているメルマガ「出版人・文徒」によればこうである。
<出版の販売関係者の多くが口を揃えて言うのだが、残念ながら実売率60%には届きそうもないのである。80%が完売とすれば、苦戦といって間違いあるまい。ちなみに「STORY」は60%をクリアしそうである。
この苦戦を天候のせいばかりにしてはなるまい。私も「DRESS」創刊号を手にとってみたが、コンセプトに無理があることに加え、山本編集長にしては内容も今一つというか、期待していた割にインパクトがなかったし、表紙のデザインが甘かったことも響いているはずだ。
少なくとも表紙では「STORY」を凌駕するクオリティを実現しなければ、読者の心を動かすことはできまい。更に言えば創刊イベントに小池百合子を起用したのは論外ではなかったのか>
創刊号には2億5000万円の広告が入ったそうだが、どこまで減るか。2、3号が勝負である。