ダルビッシュ11人目「あと1人で完全試合」投手!悔しそうな表情がまた爽やか

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   米大リーグ・レンジャーズのダルビッシュ有(26)が、2年目の最初の登板でもの凄いことをやった。14奪三振で完全試合まであと1人の9回2アウトで、最後の打者に1発を食らった。「モーニングバード!」は奪三振を一つひとつ見せた。球の切れがすごい。4回には最速156キロを記録。5回には左中間にあわやホームランという当りを食らうが、ダルビッシュは平然としている。8回を終わって14三振となった。

   さあ、あと3人だ。その9回は先頭がショートゴロ、次をセカンドゴロにうちとって、27人目の9番打者を迎えた。その初球がピッチャー返しとなって、打球はダルの股間を抜けてセンターへ転がった。何ということか。ダルビッシュはさすがに悔しそうに両手をちょっと広げてみせたが、苦笑いをしている。

   試合後も「完全試合してもチームが3勝、5勝するわけではないので、何も思ってないです」とすましている。「最後の1球に悔いはありますか」と聞かれると、「まあ、あそこまで投げたら十分じゃないですか」

「9回は8回までとは違う。ツーアウトであと1人と思うのは素人」

   司会の羽鳥慎一は興奮気味に早口でしゃべる。「いいですね、この会見。ぼくだったら、いやあ、もうくやし~っとなっちゃいます。最後の1人もうちょっと空気を読んでくださいよ、ですよ。器が小さい。3勝、5勝になるわけじゃないなんて言えませんよ」

   松尾貴史(タレント)「客観的ですよ」

   玉川徹(テレビ朝日ディレクター)が「ちょうど見てたんですよ」という。「9回からで、あと3人でパーフェクトだというので、最後の1人になって、まさかそれに打たれることなんてないよなと思っていたら、本当にそうなっちゃって」

   羽鳥が珍しく「9回というのは8回までとは違う」なんていう。「ツーアウトであと1人と思うのは素人」

   玉川「ことわざがあった。九十九里をもって道半ばとす、とか何とか」

   松尾「ありましたね」

文   ヤンヤン| 似顔絵 池田マコト
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