アメリカCDCワクチン開発中手―感染拡大に間に合うか
日本に入ってくる可能性はあるのか。京都産業大学の鳥インフルエンザ研究センターの大槻公一教授はこう指摘する。「仮定の話ですが、ちょうど今は冬型の渡り鳥である鴨の仲間が東南アジア、中国、あるいはオーストラリアからシベリアの方へ向かって移動を始めている時期にあたります。この渡り鳥が日本に立ち寄る時にウイルスを持ち込まないだろうか心配しています」
アメリカの疾病対策センター(CDC)がワクチン開発を始めているが、半年から1年かかるという。司会の加藤浩次は「それまでに広がらなければいいのですが」と心配しながら、上海在住の日本人への感染についても「5万6000人いるようです」と声を落とした。
文
モンブラン| 似顔絵 池田マコト