蒼国来「7月場所復帰」ブランク大きく1勝も難しい?相撲勘戻るまでに時間

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他の力士・親方「退職金目の前に積まれ泣く泣く引退」

   リポーターの横野レイコが解説する。「当時の放駒理事長は公益法人の認可とも絡み、文科省から強いプレッシャーを受けて第三者の調査委員会を設置しました。調査委員会の意見を鵜呑みのしなければならないような空気のなかで、力士・親方計25人を事実上追放したのです。協会の中でも厳し過ぎるという声もありましたが、これだけの処分をしないと世論が許さないという背景もありました」

   コメンテーターの中江有里(女優、タレント)「あとの方はどうだったのだろうかと気になりますね」

   横野「みなさん、やっていないといっていましたが、次の生活があるので、退職金を目の前に出されると?まざるを得なかったという人も多いんですね」

   蒼国来はこの2年間、大学のラグビー部やジムでトレーニングをしてきたというが、ブランクは大きい。本場所ではそんな蒼国来に負けては恥と相手は全力でぶつかってくる。横野は1勝するのさえ難しいのではないかという。

   キャスターの小倉智昭は「立ち合いがスクラムのようになるかもしれないね。応援してあげたくなる。八百長問題については相撲には情も含めて良さがあるのに、それも含めて全部八百長というからおかしなことになるといってきましたけどね」といっていたが、当時の世論、メディアはどうだったのか。検証する必要があるのではないか。

文   一ツ石| 似顔絵 池田マコト
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