国民栄誉賞に人気取り効果なし!歴代内閣支持率いずれも下がりっぱなし

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   元巨人監督の長嶋茂雄氏と元大リーガーの松井秀喜氏が国民栄誉賞を受賞することが決まったが、異論を差し挟む人はそうはいないだろう。だが、なぜ今のタイミングなのかと疑問に思う人は少なからずいるようだ。2人への授与を決めた安倍晋三首相は「長嶋さんは何といっても戦後の最高のスーパースター。本来であればもっと早く決定、申請すべきだった。松井さんは日米で最優秀選手になり、日米でともに愛された選手です」と理由を語った。

遅すぎた長嶋茂雄、早すぎる松井秀喜

   長嶋といえば、なんといっても1959年の阪神タイガースとの天覧試合で放った9回裏のあまりにも劇的なサヨナラ本塁打が思い浮かぶ。松井は2009年にヤンキースの一員としてワールドシリーズに出場、日本人として初のMVPに選ばれたことだろう。

   いずれも国民栄誉賞を彩るにふさわしい名場面であり、実績だ。しかも、2人は師弟関係にあり、松井は昨年末(2012年)の引退会見で20年間のプロ生活で最も印象に残ったこととして、長嶋と2人で素振りをした時間だったと述べていた。ダブル受賞はおめでたいことだ。

   だが、今回のタイミングについて「長嶋さんには遅すぎ、松井さんに早すぎる」という街の声があったが、キャスターの小倉智昭も「長嶋さんにはあげるタイミングを逸してしまっていたと思いますね。あげそびれていましたというのが正直なところじゃないですか」と推測する。

文   一ツ石| 似顔絵 池田マコト
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