レンタカー激安時代「10分刻みで100円からOK」異業種から続々参入

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   「いったい何のお値段でしょう」と司会のみのもんたが見せたボードには「10分100円、3時間を超えると30分100円に…」とある。正解のシートを剥がすとレンタカーとあった。レンタカーもいまや激安時代なのだという。若者の車離れもあって車もガソリンも売れず、中古車販売業者やガソリンスタンドが考えた苦肉の策がこの商売だった。

「車が売れない。ただ置いておくより乗ってもらえばレンタル料入る」

   東京・日本橋の「100円レンタカー」店の店先風景―。飲食店経営の女性が来店して、「30分お願いします」と300円を払う。「八百屋や銀行を回りたいので」という。男性客は友人とキャンプに行くとかで2泊3日借りる。料金はクルマだけだと1万800円だ。

   100円レンタカーをはじめたのは「カーベル」という車販売会社だった。「とにかく車が売れないんですよ。そこでまずは乗ってもらうことで、車になじんでもらおうということなんです。置いておくのと違ってレンタル料も入ってきますしね」(伊藤一正社長)

   全国の中古車販売会社からフランチャイズの申し込みが殺到していて、全国で214店を展開している。

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