ホリエモン新たな野望!?「期待されているなら応えなければいけない」

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   旧ライブドアの社長だったホリエモンこと堀江貴文氏(40)がきのう27日(2013年3月)に仮釈放になり、すっかり贅肉がとれた姿を報道陣の前に見せた。 1年9か月で30キロやせたというから、刑務所入りは最高のダイエットだったというわけか。

   午後7時ごろ会見場に現れた堀江は「無事、仮釈放をいただくことができました」と口を開いた。「ライブドア事件で、社会、株主の皆様にご迷惑をかけてしまったことは深く反省しています。それを償うべく刑務所の中で頑張ってきました。この日を迎えられて万感の思いです」

   刑務所生活については「身体障害や高齢で認知症の方がほとんど。1人で入浴できない方の介助であったり、介護の現場に近いようなところで、文字通り汗水たらして、怒鳴られながら働く過酷な現場だった」「生来、真面目な性格だから、そういう環境におかれると真面目にしっかりやってしまう」

「いまでも取り調べの状況や有罪への持って行き方に疑問」

   堀江が脚光を浴びたのは2004年、少壮のIT企業家として近鉄バファローズの買収に名乗りを上げたときからだ。05年にはフジテレビの筆頭株主だったニッポン放送株を大量に取得してフジテレビ買収にも動いた。「買収されるのが嫌なら上場しなければいい」などという言葉は新鮮な響きがあって、「想定の範囲内」は流行語にもなった。小泉選挙では亀井静香議員の刺客として出馬もした。

   06年に証券取引法違反の容疑で逮捕され、11年6月に2年6か月の実刑が確定して収監された。その際、モヒカン刈りで現れて、「人生をリセットして帰ってきたい」と話していた。そしてきのう、「囲まれて質問されて返すことに、04年ごろは慣れてなかった。若かった。怖いもの知らずだった。06年の事件で学習した部分があった」「(以前は)みなさんに対して、表現がどぎつかったのかな」

   この日の会見に集まったのは約150人。奥平邦彦レポーターがこれについて聞くと、「正直びっくりしました。なんでやろというのが正直な感想でして、期待されている部分もあるのかと。勝手ながらそれに応えなければいけない部分もあるのかな」

   事件については、「終わった話なので言いたいことはないが、取り調べの状況や有罪への持って行き方には問題を感じる。彼らは正義感をいうが、正義ほどうさん臭いものはない」と語気を強めた。彼を追い込んだ検察の強引な手法は当時から疑問視されたが、彼が塀の中にいる間に、その検察が批判を浴びて崩壊した。この辺りを語らせたら止まらなくなるかもしれない。

文   ヤンヤン| 似顔絵 池田マコト
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