アベノミクス足引っ張る「キプロス危機」円高ユーロ安で株価に冷や水

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東京・世田谷区ほどの小国に流れ込む巨額ロシアマネー

   預金課税には理由がある。キプロス共和国はキプロス島の南半分強、四国の半分ほどの面積に人口86万人という世田谷区とほぼ同じ小国だ。世界遺産もあり、年間 200万人が訪れる観光・金融立国で、タックスヘイブンでもあり、集められた金融資産は国内総生産の7倍ともいわれる。

   ここにロシアなどから怪しい金がマネーロンダリングで大量に流れ込んでいた。ロシアマネーは銀行預金の3割ともいわれる。今回の合意には、これに対する対策も盛り込まれた。政府は預金の引き出しを止めてしまい、再開されてからも引出額に制限がかかった。

   こんな遠い小さな国の話でも日本への影響は確実にある。たちまち円高・ユーロ安になった。エコノミストは「アベノミクスの効果で円安株高が進んでいるのに、ヨーロッパの問題が深刻化すると、円高株安という流れになりかねない」という。

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   井上貴博アナ「法人税が安く、さまざまな優遇措置があるんです」

   みの「いいことじゃない」

   井上「悪い顔になってきました」(大笑い)

文   ヤンヤン| 似顔絵 池田マコト
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