日本でも古い仏像が14億円に大化け
キャスターの赤江珠緒「まさに、掘り出し物ですね」
吉永みち子(作家)「買っただけだったら、食べるとき使うとか置いとくとかで、そのうちなくなってしまったかもしれない。だしてみるものですねえ。それにしても、買ったこの人はすごくラッキーだけど、売った人は気の毒な感じがしますよねえ」
司会の羽鳥慎一が「もめ事になったりしてないのかなあ。ちょっと待ってくださいよォとか…」と心配すると、この話題を報告していた大西洋平アナが「ガレージセールっていうから、ご近所付き合いがあったりするかもしれないですよね」と、1000年前の名器、2億ドルという世界から、にわかに世知辛い話になった。
しかし、同じような話が日本にもあったという。大西によると、「長崎の学校の先生がお世話した中国人の人からお礼にもらった白いお皿が200万円だったとか、ある会社員が古美術商から80万円で買った古い仏像を、アメリカのオークションに出品したら14億円の値がついたということがあったそうです。運慶のものだったようです」という。
けさのスタジオは、「オーッ」という溜息と「うらやましい」という声ばかりだった。
文
ナオジン| 似顔絵 池田マコト