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中国新首相・李克強「就任祝い特使」に小沢一郎どうか?私邸で書生経験

   今週の週刊ポストは情報の宝庫である。へぇ~という、ひとに話したくなるものが多くある。たとえば「なんと南京大虐殺記念館を訪問していた昭恵(アッキー)夫人」という記事。2010年のことで、彼女がすすんで行ったのではなく、私的スケジュールの中に組み込まれていたそうで、彼女のブログにもそのときの印象を「かなり違和感を覚えた」と書いているのだが。

   いまひとつが、中国の新首相になった李克強が学生時代から何度も日本に来ていて、「小沢一郎氏の私邸に書生としてホームステイをしたことがあるほどの知日派である」そうだ。習近平主席が日本とは一線を画すなら、李首相と小沢のパイプで日中関係のもつれてしまった糸を何とかしてもらいたいと思うのだが、当然ながら週刊ポストは李が30年前に親友に宛てた手紙の中にこうあると水をかける。

<「民族を絶滅しようとしたあの戦争のことを忘れてはいけない。歴史の教訓を汲み取ることは決して復讐のためではなく、歴史が繰り返されることを防ぐためです」>

   少なくとも李は親日家ではなくとも知日派である。小沢を首相の特使として派遣し、首相就任のお祝いを持っていってもらったらいいのではないか。私は頭が粗雑にできているから、そんなことを考えてしまうのだが、いかがだろう。

元木昌彦プロフィール
1945年11月24日生まれ/1990年11月「FRIDAY」編集長/1992年11月から97年まで「週刊現代」編集長/1999年インターネット・マガジン「Web現代」創刊編集長/2007年2月から2008年6月まで市民参加型メディア「オーマイニュース日本版」(現オーマイライフ)で、編集長、代表取締役社長を務める
現在(2008年10月)、「元木オフィス」を主宰して「編集者の学校」を各地で開催。編集プロデュース。

【著書】
編著「編集者の学校」(講談社)/「週刊誌編集長」(展望社)/「孤独死ゼロの町づくり」(ダイヤモンド社)/「裁判傍聴マガジン」(イーストプレス)/「競馬必勝放浪記」(祥伝社新書)ほか

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