宇都宮餃子ディープな世界…目がテンの「こんな食べ方があったのかあ」

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   木曜日のメイン「JAPAなび」で俳優の勝村政信が出掛けたのは、栃木・宇都宮だ。さすが餃子の街だけあって、勝村はここで餃子の奥義、ディープな食べ方に遭遇することになった。宇都宮放送局の越塚優アナによると、「宇都宮市内には約300店の餃子店があります。それぞれの店が独自のアイデアと工夫で凌ぎを削っています」という。

   餃子の皮に蕎麦やよもぎ、梅を練り込んだものがあったり、明太子とチーズを乗っけためんたいチーズ、カレー餃子丼なんていうのもある。地元新聞に勤めるこの道20年、1日1食は必ず餃子を食べるという藤平直之さんの案内で「宇都宮流餃子の食べ方」を案内してもらった。

「ダブル水」って? ラー油も使うのは「ジャリジャリ」

   藤平さんが出掛けたのは「宇都宮みんみん」という老舗店だった。まだ午後3時というのに、店内はほぼ満席だ。ここで藤平さんは「ダブル水(すい)を3人分」と注文した。

   勝村「えっ、いまなんて言ったの」

   藤平さん「ダブル水です。焼き餃子2皿、水餃子1人前という意味です」

   焼き餃子が3皿欲しければ「トリプル水」だ。藤平さんは時に、「トリプル、ダブル、ダブルの7皿いきます。具に野菜が多いので、女性でもダブルはペロリですよ。ただ、ごはんは食べません」と話す。

   ラー油の使い方にも宇都宮流がある。「瓶の底に溜まったジャリジャリした部分をすくいあげて小皿に取り、焼き餃子の腹の方に塗って食べるんです。ラー油の上に浮いた油を避け、たれにも溶かしません」(藤平さん)。やってみた勝村は「焼き目カリカリは残り、裏目がツルツル。理にかなってる」

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