世に連れて変わるものは多いが、嫌がらせや中傷の手段もかつての電話やFAXからインターネットが主役。なかでも「スッキリ!!」が近ごろ注目しているのはツイッターの「なりすまし」被害である。
ツイッターは古くから有名人になりすます行為が知られていて、最近は内川聖一選手なども被害にあったそうだが、一般人のなりすましも続発している。名前や写真である人物を騙り、周囲の人間の悪口を書いたり、自分は不倫をしている、カンニングをしたなど、反モラル行為、違法行為を自慢するようなことをつぶやく手口だという。
確認作業、IDのファックス送信…とにかく煩雑な手続き
被害者がこうしたなりすましをやめさせたいと思っても、ツイッターの場合、対応は米国の本社のみがすることになっており、まずは英語で申請などをしなければならないという。
実際になりすまし被害にあったという人物が語ったところでは、申請後にツイッター側による確認作業が行われ、自分のIDをFAXで送るなどの手間がかかり、アカウント凍結までは3週間も要して、その間も被害が続いたという。
こうした点については、「子供もツイッターやってるぐらいだし、ツイッター社も真剣に対策してもらわないと。英語で(申請)出してくださいって、そんな殿様商売じゃ、やってらんないですよ」(キャスターのテリー伊藤)とツイッター運営側に厳しいコメントが聞かれた。
文
ボンド柳生| 似顔絵 池田マコト