応急設備を2年間使い続ける東電の無神経
今月8日(2013年3月21日)に4号機内を見てきたキャスターの小倉智昭は、「われわれは15分しかいられないような状態の中かで、きちっとした電源設備を作るのは相当困難ではないかと思う」と東電をかばってみたが、笠井は「プレハブぐらいは作ってもいい。電源は心臓部ですから」ともっともなことを言う。
小倉「電気はケーブル引っ張れば届くんだから、これを契機に別の離れたところにきちっとした施設をつくれるはずだ」
地震と津波で全電源が喪失し、冷却システムが機能しなくなってメルトダウンが起きた。その応急措置を2年間も使い続ける東京電力の無神経には呆れるほかない。
文
モンブラン| 似顔絵 池田マコト