侍ジャパンこんどは「打つわ!打つわ」6ホーマーで決勝トーナメント一番乗り

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   司会のみのもんたが「強い、たしかに強い。井端(中日)がいなくても勝てたのかもしれない」なんていう。ちょっと勝つとすぐこれだ。オランダのピッチャーがへっぽこだっただけなのに…。ま、それはともかく、ワールド・ベースボール・クラシック(WBC)は、日本が決勝トーナメント(準決勝)一番乗りにはなった。

オランダのへっぽこピッチャー相手にコールド勝ち

   それまで日本はとにかく打てなかった。前の台湾戦だって、9回までリードを許していたのが、鳥谷(阪神)のきわどい2盗と井端のヒットでやっと同点に追いつき、 延長戦で中田(日ハム)の犠牲フライでやれやれてなもんだ。それがきのう10日(2013年3月)はがらり変わった。

   初めて1番に座った鳥谷が先頭打者ホームラン。これが侍ジャパンの初ホームランというのだからいかにも遅い。これを皮切りに先発全員、毎回の17安打、6ホームラン(松田、内川、稲葉、糸井、坂本)だ。投げては前田健(広島)が5回を1安打9奪三振の好投で抑え込んだ。結果、16―4というコールド勝ちだった。

   山本監督もホッとしたことだろう。「こんなにホームランが出るとは。台湾戦でチームがひとつになって、神様がご褒美をくれたのか。ここまで変わるとは思わなかった。米国行きが決まったからには頂点を目指す」と冷静だった。

日本に有利な「投手の投球数制限」

   WBCは参加各国ともキューバと日本以外はメジャーの選手が核になっているが、投手の投球数制限などでエースが引っ張っていくというのができない。粒をそろえないといけないのだが、日本が有利なのはここだ。投手王国だから1人2人調子が悪くても、他でカバーできる。他チームはそれができない。この日のオランダもそうだった。

   解説で登場した佐々木主浩は、勝因は「1番」だと鳥谷の起用をほめた。前田も含め、投打ともに調子が上がってきているという。

   今夜のキューバvsオランダ戦でもうひとチームが決まる。アメリカで試合が行われているグルプールCとDはまだ第1ラウンドで、アメリカが負けたり、きのうは乱闘(カナダとメキシコ)があったりでどうなることやら。乱闘シーンにみのは大喜び。「熱い試合をやってるね」

   注目はアメリカvsカナダ戦だったが、「朝ズバッ!」の放送時間にちょうど試合で、結果を伝える前に時間切れだった。

文   ヤンヤン| 似顔絵 池田マコト
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