「土地は自分で守る」被災地で一人暮らす老人…モニバド映画化「先祖になる」

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瓦屋根を見るとホッとする被災者

   コメンテーターの吉永みち子(作家)「被災した人は屋根瓦を見るとホッとするそうです。仮設住宅の屋根は平べったく、屋根瓦がない。自分の家という実感がわかないといいます」

   司会の羽鳥慎一「佐藤さんの奥さんのテル子さんは、あそこには住みたくないと別れて暮らしていますが、その理由は震災の衝撃からまだ立ち直れていないからのようです」

   吉永「都会風の復興策はそれまでの人々の気持ちを忘れさせるかも知れない。気持ちがなくなれば、底力も薄くなる。被災した方々の気持ちにより添った復興支援が必要なんですよね」

   78歳にして被災からの再起に取り組む逞しい老人がいる。

文   ナオジン| 似顔絵 池田マコト
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