ランチョンミートで寿命縮まる沖縄!長寿1位がいまや30位…2人に1人が肥満

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   日本が世界に誇るご長寿県といえば沖縄県だったが、最近は見る影もない。男性はもう10年も前にご長寿1位から転落し、最新の調査では30位に低迷しているし、女性も1位の座を明け渡すことになった。要因は65歳以下の死亡率が全国平均より高いからだそうだ。心筋梗塞や脳梗塞などに代表される循環器系疾患が増えているのである。

65歳以下の心筋梗塞、脳梗塞が増加

   心筋梗塞や脳梗塞などは食事や生活習慣と深く関わっているとされる。沖縄ではあるときを境に食生活が激変したという。沖縄の伝統的な食は野菜や芋だったが、1960年代に「肉の加工品」(映像にはいわゆるポーク缶が映っていた)が海外から大量に流入してきたという。そんなこともあってか、肉類などを多く摂取する食の欧米化が日本の他の地域に先駆けて進んだという。

   欧米型の食生活は脂肪を取りすぎやすく、摂取過多は血管などにダメージを与え、ひいては循環器疾患を招く。全国平均より死亡率が高い沖縄の65歳以下は、ちょうど脂肪摂取が急増したときに成長期を過ごしていたという。

   いま沖縄県では摂取カロリーに占める脂肪の割合が3割ぐらいあり、多すぎるという。肥満の人は全国平均は3人に1人だが、2人に1人。このままいくと、沖縄の寿命はさらに落ち込むこと考えられている。

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