上野動物園のパンダが7日(2013年3月)から公開中止になった。メスのシンシンに発情の兆候が現れ、赤ちゃんパンダ誕生の可能性が出てきたためという。笠井信輔アナが発情期のパンダにみられる「恋鳴き」を真似しながらこの朗報を伝えた。
ヤギのような鳴き声
上野動物園によると、シンシンに発情の行動が見られるようになったのは今週月曜の4日からという。いつもより多く歩き回り、繁殖期特有の恋鳴きをするらしい。それはどんな鳴き方か。笠井は「恋鳴きは一般的にメイメイとヤギのような鳴き声だというのですが、どれだけ参考になるか分かりませんけど、詳しくやると『ニョニョニョ…』なんです」と演じて見せた。本当にそうかどうか、飼育担当者じゃないとわからない。
繁殖期間は2~5月、妊娠可能は数日
繁殖期間は1年1回(2~5月)で、妊娠の可能性があるのはこのうち数日間だという。上野動物園ではそのタイミングを見てオスのリーリーと一緒にさせるが非常に難しいという。シンシンの発情はこれで2度目だ。昨年7月に赤ちゃんパンダが誕生したが、生後7日目に肺炎で死亡した残念な経験がある。
キャスターの小倉智昭「パンダって中国の天然記念物みたいな貴重な動物でしょ、日本人がこれだけパンダの誕生を待ち望んでいることを、中国の人たちは分かってもらいたいですよね。もしパンダが日本で生まれた動物で、中国に外交的に渡したら、中国はここまで歓迎すると思う?」
文
モンブラン| 似顔絵 池田マコト