「ハーレムシェイク」という集団で踊るダンスがネットで大ブレイクしているという。リズムに合わせて各人が勝手に激しくからだを動かすだけ。場所もいらず形がないから踊るのは簡単だが、さて何を感じて踊っているのか。見ているほうはバカ踊りとしか見えない。
オーストラリアでは解雇されたり、エジプトでは逮捕者が出たり、アメリカでも連邦航空局が調査に乗り出す騒ぎになっている。新しいもの好きの笠井信輔アナが「速ダネ!NEWS」で実演付きで伝えたが、スタジオの反応はいまひとつ。
オーストラリアの若者が動画投稿キッカケに大ブレイク
オーストラリアの若者が先月(2013年2月)、DJバウワーの曲に合せて集団で踊るハーレムシェイクを動画サイトに投稿したところ、1か月で閲覧回数が1900万回に達する大ヒットとなった。これが引き金となって、世界中でハーレムシェイクを撮影した映像が動画サイトの投稿され大流行中だ。
ところが、オーストラリアの金鉱山で、労働者が作業中に踊りだし、これを見た雇用主が「安全規則に違反」と15人をクビにしてしまった。エジプトでは半裸で踊った4人が逮捕された。アメリカではフライト中の機内で集団が踊り狂う動画が投稿され、連邦航空局が「飛行中にダンスをしてはいけないというルールはないが、違反が見つかれば処分する」と調査を開始した。
日本人は乗りにくいミュージック
このあと、本番前に控え室で、笠井はじめスタッフらが阿波踊り風に踊っている映像が披露されたが、スタジオの反応は冷ややかだった。
小倉智昭キャスター「私、なんかおバカにしか見えないんですけど」
産婦人科医の宋美玄「ミュージックに日本人はノリにくいんじゃないですか」
小倉が「こんなの曲じゃないでしょ。ただディスクこすっているだけ。おかしいよ」
笠井は口を尖らして「ネットの世界で流行っていて騒動になっているニュースでした!」