「維新の会」分裂しかないか内部対立!橋下VS国会議員団「当選ボケ」「口出すな」

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   久々にテレビに登場した日本維新の会共同代表の橋下徹大阪市長が怒っている。「口を出すなって言われたら、何のために代表をやっているのかという話ですからね。『はいそうですか』で結構です」

   きのう28日(2013年2月)の午前の会見だ。発端は今週月曜日(25日)、日銀総裁に財務省出身の黒田東彦・アジア開銀総裁をあてることに、橋下が「まずは財務省OB以外から人選すべきじゃないか」と反対したところ、維新の会の小沢鋭仁国対委員長が「黒田さんがベスト」とまったく逆の見解を表明した。このあと、橋下から維新の会所属の国会議員に「大阪にいると国会議員団の情報が少ない。維新らしさが伝わってこない」などのメールが送られたという。

「代表の地位にしがみつくような人生哲学を持ってません」

   橋下は「財務官は優秀な方なんでしょうけど、もっと違う所から探すという姿勢を示さないと。野党が『バランスがいい』とか言ったら、与党ボケ、当選ボケですよ。野党の役割がいまいちボケ始めてしまった」と語り、これに国会議員から「口出すな」という反発が出た。そこで「もう維新の会に関わらない」ということになったらしい。

   記者から「本音じゃないんでしょ」と聞かれても、「口出すなといわれてまで代表の地位にしがみつくような人生哲学をもってません。国会議員団も『あいつ(橋下)はおかしい』って、だんだん気づいてきてる。国会内の政治的な相場感というものでやってきた政治が、国民から見放されたわけじゃないですか。国会の常識は世間の非常識だとみんながわかっている。そんなもので動いていたら、 日本維新の会の意味がない。あっという間に国民からそっぽを向かれますよ」とまくし立てた。

   この怒りにビビったのが国会議員の方らしい。小沢はじめ火消しに必死になって、橋下も午後の会見では「小沢さんには『誤解があって、気遣いさせてすみません』とメールした」となった。「口を出すなといった人物からは?」と聞かれ、「松井幹事長を通じて(謝罪があった)。謝る、謝らないなんていい。大阪まで来るとか、そんなの結構ですと。わかってもらえたらそれでいい」

文   ヤンヤン| 似顔絵 池田マコト
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