「いったん現職になっちゃうとみんなやらない」
司会のみのもんた「議員定数削減と選挙制度見直しは3党合意で今国会終了までに結論となっている。首相の本気度はどうなんでしょうか」
与良正男(毎日新聞論説委員)は「ウソつきの公算大」というフリップを出して、「ほとんどできないというのを前提に時間稼ぎとしか思えない」という。みのが「じゃあ、これは何だったの?」と3党合意の文面を出す。柿崎明二(共同通信編集委員)は「選挙をやるため。うそつきになる」と出したフリップは「?」
みの「ありゃ」
与良「どこから減らすのか、比例からいくのか、それとも選挙制度を変えるか。1票の格差ですらできないで、無理だと思う。いったん現職になっちゃうとみんなやらない」
柿崎「むずかしいのは、自民と民主より、自民と公明の方が差が大きいことです。与党内でまとまらないのに国会でまとまるとは思えない」
みの「そうすると、国民の大英断が必要になるかな」
柿崎「7月には参院選がありますがね」
その他の印象では、与良は「世界一の連発」「安倍カラー」「消費増税が一言も出ない」をあげた。
柿崎「憲法改正は何をやるかを言ってない。説明不足」
与良「TPPでは農業をどうするかを言わないと…」
尾崎弘之(東京工科大教授)「アメリカも調整がついてないので、施政方針では言わないでくれという要請があったともいう」
みのは「じっくりと見ていきましょう」と締めくくったが、国民としてはそれ以外にどうしようもない。
文
ヤンヤン| 似顔絵 池田マコト