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小泉進次郞いとこに罰金100万円―かすり傷にもなりそうもない「有名税」

   有名人とはこれほど大変なものなのかと思わせる記事が週刊文春と『週刊新潮』に載っている。将来の総理候補とまでいわれる小泉進次郎議員のいとこが逮捕されたため、進次郎にまで火の粉が降りかかっている。

   文春のタイトルは「進次郎いとこ力也逮捕で小泉家暴露された『恥部』」。何やらものすごいスキャンダルが出たかのようだが、読んでみれば何ということはない。ホストクラブを経営していた小泉力也(29)が、風俗営業の許可が必要なのに飲食店免許のみで営業していたため、風営法違反で現行犯逮捕されたのだ。

   力也の父親は小泉純一郎元総理の実弟。進次郎や俳優になった孝太郎とは幼いときから兄弟のように仲良く遊んできたそうだ。店は夜中から朝方まで営業し、近所に迷惑をかけたり、力也は暴力団との付き合いもあったのではないかと匂わせるが、年も若いし、進次郎と結びつくような決定的なスキャンダルは出ていない。力也は2月25日(2013年)に簡略起訴され、横須賀簡易裁判所で罰金100万円を支払うよう命令を受けた。この事件、進次郎議員の経歴のかすり傷にもなりそうもない。

元木昌彦プロフィール
1945年11月24日生まれ/1990年11月「FRIDAY」編集長/1992年11月から97年まで「週刊現代」編集長/1999年インターネット・マガジン「Web現代」創刊編集長/2007年2月から2008年6月まで市民参加型メディア「オーマイニュース日本版」(現オーマイライフ)で、編集長、代表取締役社長を務める
現在(2008年10月)、「元木オフィス」を主宰して「編集者の学校」を各地で開催。編集プロデュース。

【著書】
編著「編集者の学校」(講談社)/「週刊誌編集長」(展望社)/「孤独死ゼロの町づくり」(ダイヤモンド社)/「裁判傍聴マガジン」(イーストプレス)/「競馬必勝放浪記」(祥伝社新書)ほか

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