「外出を控える」「換気は最小限」「屋外での激しい運動NG」
専門家会合のメンバーの島正之・兵庫医科大教授に、環境基準「35」と暫定指針「70」の違いを聞いた。教授は「35を超えたら健康に影響するというわけではありません。健康な人ならもっと高くても大丈夫。ただ、これまで環境基準(35)しかなかったので、これを超えたときに過剰に反応する人もあるので、注意していただくのは70くらいからですよという意味です」という。具体的には、「外出を控える」「換気は最小限に」「屋外での激しい運動はNG」だ。「呼吸器系疾患、循環器系疾患のある人」「高齢者・子ども」はさらに注意をという。ただ、70という数字は「健康な人なら問題ないだろう」というだけで、「あくまで暫定です」と話す。
司会のみのもんた「少し甘くしたのかなと思ってしまう」
島教授「そういうことではありません。病気がある人は70以下でも注意が必要です」
みの「測定機器が足らないというのなら、主要な所の数値をラジオ、テレビで放送したらいい」
金井辰樹(東京新聞政治部記者)「マスコミも全面的に参加した方がいいですよね。花粉情報と同じよう」
みの「そうそう」
子どものゼンソクだと35より低くても影響があるというからやっかいだ。この面では、日本の技術を中国にどんどん伝えることが自衛になる。
文
ヤンヤン| 似顔絵 池田マコト