尾木ママ拙速批判「もっとじっくり考えて欲しい」
司会の羽鳥慎一「政府指針はどのくらいの効果があるでしょうか」
尾木「道徳を教科の科目に入れるのは外国でも例のないことですね。道徳の教科化が必要かどうか、あらためて考える必要があると思います。防止法の制定も慌てて作らないで、いろいろな専門家などを交え、セクハラ防止法と同じように緩やかな法律にすべきです」
要するに拙速だというわけだ。コメンテーターの萩谷順(法政大学教授)は「学校を中心にいじめ問題をなくそうとしても問題解決にはならないと思います。まず、親が子供に向かって自分もこういういじめにあったとか、こんないじめをしたことがあるとカミングアウトすることが大切。そうすれば、親には何も言わないという子供は減るでしょう。親と子供が切磋琢磨することがいじめ防止になる」と語った。
宇治原史規(お笑いタレント)「朝晩に子供に声を掛ける家庭が少なくなった。何かにつけて子供に声を掛けることが大切でしょう」
そんな声かけや親子関係の話なのか。いじめはいじめられる方の子どもではなく、いじめる方の子どもが問題なのだよ。暴力的ないじめならビシバシ検挙する、精神的ないじめならカウンセリングを受けさせるとか、然るべき施設で教育すべきなのである。
文
ナオジン| 似顔絵 池田マコト