箱根山で頻発地震!噴火の前兆か?地下10キロ付近でマグマの圧力変化

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   神奈川県の箱根で今年(2013年)に入って地震が発している。大半は体に感じない程度の地震だが、今年だけで約1800回も発生していて、わずか2か月間で昨年1年間の250回の7倍もの地震が起きているのだ。「地下10キロぐらいのところで圧力の変化が観測されている」(神奈川県温泉地学研究所)という。

   すわマグマが動いて箱根噴火、ついでに富士山も噴火!?と心配になるかもしれないが、「スッキリ!!」によれば、それは現状では取り越し苦労なようである。

2001年の活発化の時は半年で終息

   箱根の火山ガスを調査すると、温度などに変化はないという。2001年にも箱根で地震活動が活発化し、4000回といった回数を数え、大涌谷で火山ガスの濃度が上昇したことがあった。このときは半年で沈静化している。

   スタジオでは、箱根の風評被害が心配だと言いたげな司会の加藤浩次が「今すぐ焦ることはないということですね」「煽ってもしょうがない」などとコメントして、「冷静」な対応につとめていた。

   気象庁は「今の地震活動はすぐに噴火に結びつくものではないが、今後も注意深く監視する」などとしているという。結局のところ、大地の下に関するいつもの頼りない研究成果を聞かされているような感じではある。ただ、今起きている現象は、もしかしたら将来的な何かの前触れかもしれないし、もしかしたらそうでないかもしれない。今回も何もないかもしれないし、あるいは――。

文   ボンド柳生| 似顔絵 池田マコト
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