専門家「燃料パイプ破損しても元栓閉じれば防げた事故」
目撃者によると、事故が起こったのは午前7時15分。気球が着陸しようと係留用のロープを下ろし、地上にいた作業員がこれを引いたところ燃料用のパイプに引っかかって破損し、吹き出したガスに引火して気球は急上昇、地上100メートルくらいで燃え尽きて落下した。途中で何人かが飛び降りたという。最初に引火したとき乗客1人が飛び降り、ついでパイロットが飛び降りたため、軽くなった気球は急速に上昇した。
事故について専門家は、パイプはかなり頑丈で容易に破損はしないし、切れてもバルブを閉めればと止まったはずと首を傾げる。しかし、パイロットが飛び降りてしまってはどうにもならない。
現地の特派員によると、エジプトでは昨年来の政変で観光客が激減し、それがようやく戻りかけたときだけに、現地ではかなりの衝撃だという。
司会のみのもんた「気球観光は今後も続けられるんでしょうか」
TBS特派員「何らかの安全確保策が出るまでは飛ぶことはないでしょう」
文
ヤンヤン| 似顔絵 池田マコト