「しっかり味ついてて、減塩言われへんかったら分からない」
国循の減塩病院食は家庭でも食べたり、作ったりすることはできる。大阪の「京阪百貨店」は国循レシピに基づいた弁当「健」の発売を始めた。おかずも多彩で、見た目は他の弁当とまったく変わらないが、塩分が2グラム以下しかない。よく買って帰るという中年女性は「わりとしっかり(味は)ついてますよ。減塩言われへんかったら分からない」と話す。
レシピ本も登場した。「国循の美味しい!かるしおレシピ」には、センターで作られた和洋中の70種類の料理と調理方法が公開されていて、調味料を正確に測る計量スプーン3本が付いている。そのうちの一つ、「豚肉の味噌炒め」がスタジオに運ばれてきた。井ノ原快彦キャスター「いやあ味が染み込んでいるので美味しいですよ、これ」
たしかに病院食とはまったく違う。普通にごはんのおかずだ。
(磯G)