「空白の2時間」近所に自宅あって身を隠す?
高村「3件目の火災から4件目が起きるまで2時間の空白があります。この2時間の間に犯人は何をしていたのか謎となっています」
2時間もウロウロしていたら誰かに見とがめられるはずだ。ということは、この地域に身を隠せる自宅があるということか。藤本教授は「放火犯の怖いところは検挙されるまで何回も放火を繰り返すところです」という。
青木理(ジャーナリスト)「犯行は3時から7時までの4時間弱の間に行われている。この時間帯に集中して犯行に及んだのは、何らかの理由があったはずです」
高村「警察は現場周辺の商店などに、身長170センチぐらいで黒いダウンを着て、眼鏡のない若い男を見なかったかと聞き込みをしているようです」
7軒の火災現場に同じ野次馬がいたら、そいつが犯人だ。
文
ナオジン| 似顔絵 池田マコト