3月から「違憲判決」次々…選挙無効が出たらまた総選挙?
柿崎明二(共同通信編集委員)「本来、国会議員の定数はこんな乱暴な議論じゃなくて、別の角度から議論すべきだと思うが、3か月前に自分たちが約束してますよね。 だったらやらないといけない」
みの「国会議員の数が多すぎませんか、日本の場合…」
柿崎「そうでもない」
池田健三郎(評論家)「人口比では日本が多すぎるということはない。ただ国民から見るとパフォーマンスの悪さ、決めることも決められない、コストがかかるということはいえる」
みの「かかる費用を考えたら半分でもいい。1人年間1億何千万円でしょ」
弁護士の菅野明子が「選挙の違憲状態をめぐる判決が来月出ます。そういう状態にあるということで、隣の人は2票もってる、自分は1票しかない。この不公平さを理解しないといけない」
柿崎「まどろっこしく見えるのは、数の問題よりは、衆議院と参議院の役割がはっきりしないまま同じようなことをやってるというのが大きいですよね」
みの「違憲判決は出るのでしょうか」
菅野「出るかも知れません。(これまでが)違憲だと選挙が無効になるからと配慮していたが」
池田「国民の主権が損なわれている状態だから、いい加減にしろと司法がいう可能性もないとはいえない」
みの「自民は解散させるために合意した」
柿崎「そういう風にとられちゃう」
みのがカメラに向かって、「今これを見ているみなさん、真剣に考えた方がいい。生活に直結する問題ですから」
国会の会期は6月26日まで。4か月もあるというか、4か月しかないというか。