南ア「義足ランナー」殺人未遂で起訴の捜査員が逮捕指揮!法廷大混乱

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   両足義足の五輪ランナー、オスカー・ピストリウス容疑者(26)の恋人殺人事件で、妙な展開になってきた。ピストリウスを殺人容疑で逮捕した捜査員が、別の事件の殺人未遂容疑で起訴されていたうえ、ピストリウス捜査もかなりずさんだったことが明らかになっている。法廷は大混乱だ。

「口論聞いた」という証言も現場から600メートル離れた住民

   南アフリカの事件なのにニューヨークのほうが早いのか、なぜかニューヨーク支局の西橋麻衣子ディレクターが伝えた。南アフリカタイムズ紙の記者によると、ピストリウス逮捕を指揮したヒルトン・ボタ捜査員は2009年に飲酒してパトカーを運転、職務質問を受けて発砲し。殺人未遂容疑で今月4日(2013年2月)に起訴された。ボタ本人は起訴されたのを知らずに捜査を行っていた。

   そればかりか、ボタはピストリウス事件の現場を土足で踏み荒らし、2人の口論を聞いたという有力証言も実は現場から600メートルも離れた所に住む住人だったことが判明した。「殺人容疑」という信憑性が崩れ、裁判所も判断に困っているという。

   キャスターの小倉智昭「人を殺そうとした捜査員が、人を殺そうとしたかもしれない容疑者を調べるって奇妙ですねえ。最初から捜査のやり直しということになりますよね、どうなるんだろう」

   コラムニストの深澤真紀は「いくら証拠集めをしている最中とはいえ、その間は捜査を停止することはできないんですかね。南アフリカの警察ってちょっと…」と、あとは言葉が続かなかった。

文   モンブラン| 似顔絵 池田マコト
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