5月の日ロ首脳会談で決断迫られる安倍首相
司会のみのもんた「大きな進展はありますかね」
外交評論の宮家邦彦氏は「このところ冷え込んでいましたからね。急には動かないでしょうが、こういう形でのコンタクトは重要です」と話す。
みの「森さんを特使にというのは?」
宮家「(相手側と)ウマが合う人というのは、外交では大事ですよ」
与良正男(毎日新聞論説委員)「小泉さんがプーチンと会ったとき、オペラの話をしても、何を話しても反応がない。そこで『私は森の子分だ』といったら、相好を崩したときいたことがあるから、相当ウマが合うんでしょう」
みの「今回の目的はなんだったんですか」
宮家「首脳間の継続的なコンタクトの突破口を開くことでしょう」
与良「引き分けとは2島だと思いますか」
宮家「そこは難しいところで、急いで中身を詰めるとかえって話が進まなくなるかも…」
みの「1島ずつでもいいから還って、最終的に4島になればいいと思うんですが」
落としどころはそのあたりだろう。今の外務省のやり方では100年経っても返還はない。首相にそれが決断できるかどうか。
文
ヤンヤン| 似顔絵 池田マコト