少年野球のエース桑田真澄が監督の父親から受けた凄まじい体罰いまだにトラウマ
体罰反対の旗手・桑田真澄が受けていた心的外傷は父親から受けた体罰だったと週刊新潮が書いている。大阪の少年野球チーム「八尾フレンド」でめきめき頭角を現した桑田を毎日殴り続けていたのは、監督だった父親・泰次だった。彼の著書『野球バカ』にこんな記述がある。
「私は真澄しか殴らなかった。(中略)見せしめとして真澄の顔を平手でたたいた。翌日になると顔が腫れてきて、紅葉のように手の形がくっきりと浮き出てくる」
桑田の実弟は、昔は体罰が当たり前で気にしていない。子どもの頃に受けた体罰にも少しはよいところがあった、厳しく鍛えられたおかげで我慢強い大人になれたと語っている。スポーツ紙のベテラン記者は「泰次さんがいなかったら、大投手になれなかったはずですから。彼は母親と離婚したことで、未だに父親を認めたくないのでしょう」と話している。
幼い頃の貧しかった生活と父親の体罰が、今も桑田のトラウマになっているのだろうか。