除雪で道路から死角の家庭用大型タンク「300~350リットルやられた」
そんななか、泥棒が横行している。「300~350リットルやられた」という80歳の男性がいた。除雪した雪のカベの内側は道路から死角になっていて隠れて盗める。また、給油業者と区別がつき難いという。園児230人の幼稚園でも昨年10月末(2013年)にやられた。量からいってこっそりではない。堂々とタンクのついた車で来ている。「計画的です」「自分で焚くのか売るのか」。パトロールの強化やタンクのフタにカギをかけるしかない。
被災地の岩手・大船渡市の仮設住宅の飯島真由美さん(45)は、「アベノミクスで株が上がったとテレビで言ってても、こっちに何かいいことある?」と話す。みのは「急に上がるんだからね、生活必需品が。しかも、これを盗むヤツがいる」と怒る。北海道では1月だけで45件。ポリタンクを持ち去ったり、大型タンクからの抜き取りのほか、送油管を切断するのもあるという。
みの「手際がいいらしい。サッサッとね」
文
ヤンヤン| 似顔絵 池田マコト