スシロー「流すネタ・数量」指令ロボット!客見て食いっぷり・好み予測

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   どの業界にも言えることなのだろうが、回転寿司というのもちょっと目を離していると栄枯盛衰で様変わりしてしまうようだ。「スッキリ!!」によると、ただ今の売り上げ業界ナンバーワンは「スシロー」というチェーンだ。全国に342店舗を展開、1日に30万人が来店し、1皿105円という安さとおいしさが人気の秘訣だ。

大人と子どもの人数は?、入店後何分かをリアルタイムで把握

   回転寿司チェーンでは、コスト削減のために人間の職人ではなく、すしロボットがシャリを握っていることはわりと知られた話だろうが、スシローではシャリの間にほどよく空気を含んだ、熟練の職人が握った風のシャリを高速で握ることができるロボットを採用しているという。

   さらには、どんなすしをどれだけレーンに流せばいいかを知っている「予言者」もキッチンにいる。これも機械である。スシローのすし皿のウラにはICチップが貼り付けてあり、売れ行きをリアルタイムに把握している。入店時に来店者のデータも入力し、客の人数や大人か子供か、来店してからの時間なども記録している。

   こうしたデータを蓄積したシステムが、レーンに流すべき寿司の量やネタの種類などをキッチン内のモニターに指示(アドバイス?)する。たとえば、来店してすぐの客は食べる量が多いので、そうした客が多ければ寿司を流す量を増やす。回転中のすしは一定の時間経ったのちに自動的に廃棄されることになっているが、「予言者」のおかげで廃棄コストも削減されているという。

文   ボンド柳生
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