「無免許常習、徹夜で遊び回ってひき殺し」なぜ危険運転じゃないんだ!暴走少年判決

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   京都府亀岡市で昨年(2012年)起きた暴走事故の判決が出た。無免許の少年が睡眠不足でクルマを運転し、登校中の小学生ら10人を死傷させたことに対して、懲役5~8年の不定期刑が下った。

   けさ20日(2013年2月)の「スッキリ!!」では、被告の少年が事件当時より太っていたことや、量刑の物足りなさなどがおもな話題となった。加えて、「危険運転致死傷罪」が適用されず、自動車運転過失致死傷となったことも大きな疑問点として浮上した。

「危険運転致死傷罪」と一般感覚に大きなズレ

   「危険運転」罪は自動車の危ない運転で過失致死傷を引き起こしたドライバーに対して、自動車運転過失致死傷罪以上の厳罰を与える目的で誕生したが、これが適用されるケースが一般人の感覚からして、少なすぎるようだ。ワイドショーでは、しばしば「なぜコレが危険運転じゃないのか」といったことが話題になる。法律上の危険運転の定義と、一般人の想起するそれとはあまりに隔たりがあるようだ。

   けさのスタジオでも、番組コメンテイターのテリー伊藤が「何年も無免許運転していて、寝ずに遊び回ってて人をひき殺した。これがなぜ危険運転じゃないのかよくわからない」とコメントしていた。

文   ボンド柳生| 似顔絵 池田マコト
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