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人気女子アナも辛いね!給料は言われるほど高くないし副業のバックもなし

   『週刊ポスト』が「人気女子アナの年収」という特集をやっている。一部のスポーツ紙がフジテレビの人気女子アナ加藤綾子(27)について、こんなことを書いたという。「入社5年目のカトパンが大出世して、6年目のショーパンの上司になるらしい」

   フジの最年少の管理職になり、現在の年収1700万円が一気に3000万円になるというのだ。これがまったくのデマで、年収も1000万円か1200万円程度だと、フジの現役アナウンサーに語らせている。それでもフジの給料はいいと思うが、端が羨むほどではないというのだ。

   悲惨なのは日本テレビの女子アナで、看板アナの石田エレーヌ(30)でも約900万円程度ではないかと推定する。TBSも低くて、人気ナンバーワンの田中みな実(26)や枡田絵理奈(27)でも年収900万円がやっとだという。

   NHKはどうかというと、2月12日(2013年)に経営陣が抜本的な給与制度の改革案をぶちあげ、基本賃金の10%カットや各種手当の廃止、勤務地によって給与を引き下げるというのだ。給与水準は民放の7~8割程度で、昨年の紅白歌合戦で司会を務め課長待遇の有働由美子アナ(43)で1300万円程度ではないかという。

   結婚式などの司会が副業としておいしかったのだが、フジテレビやテレビ朝日などは副業がやりにくく、局として仕事を受けるので個人へのバックはないようだ。それではみんながフリーになるのではと心配になるが、フリーで成功を収めるのもほんのひと握りで、独立も茨の道なんだそうだ。女子アナもつらいのですな。

元木昌彦プロフィール
1945年11月24日生まれ/1990年11月「FRIDAY」編集長/1992年11月から97年まで「週刊現代」編集長/1999年インターネット・マガジン「Web現代」創刊編集長/2007年2月から2008年6月まで市民参加型メディア「オーマイニュース日本版」(現オーマイライフ)で、編集長、代表取締役社長を務める
現在(2008年10月)、「元木オフィス」を主宰して「編集者の学校」を各地で開催。編集プロデュース。

【著書】
編著「編集者の学校」(講談社)/「週刊誌編集長」(展望社)/「孤独死ゼロの町づくり」(ダイヤモンド社)/「裁判傍聴マガジン」(イーストプレス)/「競馬必勝放浪記」(祥伝社新書)ほか

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