作り出した効果音5万種類!文化放送「音の匠」引退…目を閉じると本当に波の音

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玉井和雄80歳「そろそろ後進に道を譲る時かな」

   その玉井も来月(2013年3月)で現役を退く。「もう歳も歳だから、そろそろ後進に道を譲る時かなと思って」とサバサバした表情である。コメンテーターの吉永みち子(作家)が「CDの音はクリアだけど、レコードにはレコードにしかない味わいがありますよね。効果音もそれと同じで、生の音と機械で作られた音はどこか違う。玉井さんの引退は空想の世界が萎んでしまうようで、寂しい気がしますね」と語る。

   長嶋一茂(スポーツキャスター)「文化放送には生の効果音が出せる人は玉井さんだけなのでしょう。その音はとても貴重だから、しっかりと録音して厳重に保管して欲しい」

   作り出した音が5万種類というのは、アイデアもさることながら、耳がよほどいいんだろうなあ。

文   ナオジン| 似顔絵 池田マコト
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