公園・庭のマダニから感染「SFTS死亡」新たに確認―予防法は「噛まれないこと」だけ

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噛まれても痛みかゆみないが、引き抜くと口部分残って化膿

   身を守る対策について、アナウンサーの小松靖がスタジオで佐伯氏に聞く。「治療薬もない。ワクチンもないという中で、どこを気をつけたらいいんでしょうか」

   佐伯「広く分布していますので、一歩外に出ますとどこにでもいます。とくに草とかブッシュとか。今の時期は冬眠に入っていますので落葉の下にいます。春先になりますと、草が伸びてきますので、だんだん葉の上に上がってきます」

   小松「実際に噛まれてしまったらどうすればいいのでしょうか」

   佐伯「マダニは噛まれても痛いとか痒いとか感じないのが特徴です。大事なことは無理に引き抜かないことです。無理に引き抜くと、口の部分が残って化膿したりとか、面倒なことになります。そのまま皮膚科に行けば切開して取ってくれます。ピンセットがありますが、素人がやるとだいたい口が残ってしまします」

   農業に取り組んでいるコメンテーターの高木美保(タレント)は予防が大切だという。「短パンの時は噛まれましたが、皮膚を出さないようにしていればほとんど噛まれないようになりました」

   「噛まれないこと」に尽きるようだが、ダニというものは昔から迷惑な困りものだ。厚労省や国立感染症研究所は本格的な調査に乗り出しているという。

文   一ツ石| 似顔絵 池田マコト
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