山陽電鉄衝突「とうとう起こったか!」住民心配してた危ない踏み切り

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費用莫大で立体交差化事業進まぬ鉄道会社

   羽鳥「スロープを下げなければ事故は避けられたかもしれないということですか」

   井口「その可能性は考えられます。踏切の近くには危険を知らせる2種類のセンサーがありますが、いずれのセンサーも機能しなかったようです」

   コメンテーターの萩谷順(法政大学教授)は「鉄道のセンサーは人や車の高さに合わせて設置されているので、スロープを下げてしまったトレーラーの後部はセンサーに感知されなかったのでしょう。また、今回のような事故を防ぐために踏切の立体交差化が進められているが、莫大な経費がかかり、地方の鉄道会社には大きな負担となりなかなか進まないのが現状です」と話す。でも、付近の住民が「やっぱり起きたか」と話しているということは「想定内」ということで、対策を取っていなかった鉄道会社や運輸関係者の責任は免れないだろう。

文   ナオジン| 似顔絵 池田マコト
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