レスリング「五輪種目」復活できるか!?9月総会に向けてIOC理事抱き込め!

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   東京が招致を目指す2020年の夏季オリンピックで、レスリングが消滅の危機に立たされているそうだ。国際オリンピック委員会IOCがこのほど2020年の実施種目を決定したのだが、レスリングは選外となってしまった。今後は、残りの1枠を野球・ソフトボール、空手など五輪入りを狙う7つの競技と争う。

伝統競技と安心してロビー活動怠っていた関係者

   IOCは競技の人気や世界的な普及度合い、テレビ視聴率、選手の男女比率などを勘案したうえ、理事の投票でレスリング除外を決めた。レスリングは男子は近代オリンピック第1回大会から続く伝統ある種目で、日本はこれまで男女合わせて62個のメダルを獲得していて、柔道、体操に次ぐメダルのドル箱でもあった。

   「スッキリ!!」が伝えるところでは、レスリング選手、関係者から「大ショック。オリンピックから外れるなんて考えてもいなかった」(日本レスリング協会会長)など、「ショック」という言葉がたびたび聞かれた。コメンテイターの宮崎哲弥(評論家)は「IOC理事会って、結局ロビー活動の場なんですよ。レスリング関係者は伝統競技だから大丈夫だろうと、ある種の甘さがあって、たぶんちょっと(ロビー活動を)怠っていた。巻き返すには理事への働きかけしかない」とIOCのウラ事情を明かす。

   オリンピックに採用される残りの1競技は、今年9月(2013年)のIOC総会で決まるという。

文   ボンド柳生| 似顔絵 池田マコト
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