朝鮮半島から米軍いなくなったら韓国を手中にする戦略
アメリカを名指しで挑発する狙いはなんなのか。朴所長は「実現するかどうかは別にして、北はアメリカと平和条約を結び、韓国からアメリカを排除するのが悲願なんです。核の放棄で何かを得るのが目的ではなく、アメリカを排除したあとに韓国を手中に収めるのが一貫した戦略で、その意味で危険な状態に入ってきた」という。
キャスターの小倉智昭「日米中韓、それに国連がどういう制裁をやるんだろうか。何か手があるのでしょうか」
月並みの制裁では実験を繰り返し「核保有国」になりかねない。カギとなるのはやはり中国の動きだ。朴所長も「中国は国連の常任理事国としての顔と、北を確信的利益として守るという顔と矛盾した立場をとっており、この二者択一をどう解決するかが今後注目される」と言う。
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モンブラン| 似顔絵 池田マコト