視察ばかりでちっとも進まぬ具体的復興
司会の羽鳥慎一「厳しい声もありましたね」
コメンテーターの舘野晴彦(月刊『ゲーテ』編集長)は「チーム11以外の議員のみなさんも視察に行くんだけど、実際のところ何も動いていない。また、小泉さんもこれから原発をどうするかについては何も触れていない。今後どうするかについて、そろそろ示してほしい」と注文をつける。
取材したレポーターの所太郎も「被災地のみなさん方からすると、若い議員が視察に来てくれることは歓迎だが、次に望んでいるのは、これが議員立法や政策提言など具体的な行動につながっていくことです」と語る。
期待が大きければ大きいほど落胆も大きい。自民党に久々現れた期待の星。党内にもやっかみや嫉妬があり、さまざまな試練が待ち受ける。ひとつひとつハードルを乗り越えていくしかない。
文
一ツ石| 似顔絵 池田マコト